あなたの学び方。ビジュアル派、オーディオ派、それとも肉体派?
サッカー指導の勉強をしているときに、人にはそれぞれ得意な学習感覚ルートがあるということを聞いました。簡単にいうと、そのルートを大いに使うと学びが早いということ。そのルートは大きく3つらしいです。
1)視覚(ビジュアル)
2)聴覚(オーディオ)
3)身体感覚(肉体派、スペイン語ではキネステシコっていってました。)
個人的には、これらは明確に分かれておらず、混ざっている感じがしますし、それ以外の学習時に面白かった、痛かった、新しくて新鮮だったといった感情等も存分に影響してくると思いますが、自分のことを振り返って観察してみると、あきらかに特にルートは存在する気がします。
1.視覚派
このタイプは、その名の通り、目で見て覚えるという感覚に優れているということです。グラフの理解が早かったり、言葉だけの説明であると、理解ができなかったする傾向がありますが、多くの現代日常生活の情報は視覚によるものが多いので、比較的すぐに物後を学ぶことができる人たちといえるでしょう。
このタイプの人たちは、VER(見る)、OBSERVAR(観察する)といった動詞で表現するといわれます。
2.聴覚派
このタイプは、人の話したことをよく覚えていたり、学校では口頭の指示が多いので、比較的迷惑をかけない子がおおいようです。また思考能力が高いともいわれます。
逆に、騒音などに敏感でイライラするようです。
こんなこと言っている人がいました。
「全ての単語にには思い出があるんだよね、CUCARRACHA(ゴキブリ)という単語は、この曲で覚えたんだ。」このコメントは音で覚えたということでまさに聴覚派の彼だったんだんですね。
このタイプは、表現するときに、OIR(聞く)、ESCUCHAR(聞く)、ME DIEJRON(言われた)といった動詞表現が多いようです。
3.身体感覚派
このタイプの人たちは実際に身体を使って体験して学ぶことを得意とし、反対に細かい説明を受けるのが苦手という傾向があるようです。
サッカーの指導をしていたときに、子供たちに自然にできていたことを、あえて動きを口で説明すると、できていたいことができなくなてしまうというケースを何度も体験しました、スポーツを得意とするような人たちは比較的身体感覚派が多いと感じます。小学校などで、じっとしているのが苦手だったり、学生時代は勉強が不得意でしたが、社会に出たらトントン拍子にうまくいくような人たちはこのタイプといえると思います。
これらの人たちは、SENTIR(感じる)という動詞で表現すると言われたりします。
「自分が物事を学ぶ、理解する、そしてそれを人に伝える」という行為は、社会生活の中で非常に大きな比重をしめています。上のように一概にすべてはっきりできないのが人間とは思いますが、この視点を持ったうえで、改めて物ごとに取り組むんだり、人とコミュニケーションするのは非常に効果的だと感じてます。
さて、自分や周りにいる人たちはどのタイプですか?