アクセントのつけ方!
アクセントは日本人には馴染みのないものですが、スペイン語にある一つの特徴です。簡単に言うと強く発音される音のことです。
そして、場合によってそれを示すのにアクセントマークが使われます。
上の文字の上にあるチョンです。
このマークをつけるか、つけないかにルールが存在します。
難しそうに聞こえるのですが、意外と簡単です!!
早速といきたいところですが、
まず、アクセントの話をする前に、まず単語の音節区切りルールを説明しましょう。
音節区切り4つルール
音節 / 音節 - Wikipedia
とは、音のかたまりです。そして基本中の基本として、1音節に1母音です。さらに母音のみのケース、子音に母音がつくケースがあります。(アクセントのことは少しおいておきましょう。)
母音 A E I O U
sí-la-ba
to-ma-te
de-se-ar
a-mi-go
a-mor
ca-ra
rey
★アクセント記号は母音の上にしかつきません。
次は、一番重要な以下4つのルールです。区切り方は母音の挙動に影響を大きくうけます。
強母音 A E O
弱母音 I U
1.強母音(A E O)が並んだら、はなれて2音節になる。
i-de-a
o-a-sis
2.弱母音(I U)が並んだら、くっついて1音節になる。
ciu-dad
cui-da-do
3.強母音(A E O)と弱母音(I U)が並んだ時も、くっついて1音節になる
au-xi-lio
a-e-ro-pue-rto
ma-nual
si-tua-ción
4.弱母音(I U)にアクセントついているときは、強母音になる。
o-ír
* o と i は本来なくっつくですが、アクセントが í についているため、強母音になり o と í はなれるんですね
dí-a
* í が強母音になる
po-e-sí-a
なんか人類の法則みたいで僕はこのルール大好きです!「強い者同士は離れる、弱い者同士はくっつく、強いものと弱い者もくっつく。。。」
その他、子音におけるいくつかのルールも見ておきましょう。
★ ch、ll、rr、br、tr、gr、cr、bl、cl、fl 等は1子音とみる。
chu-rro
le-che
pe-rro
cla-ro
llo-ver
Bra-sil
tra-ba-jo
★ 子音が二つ以上続く場合、一番後ろの子音は後ろの母音にくっつきます。
úl-ti-mo
cons-truc-ción
or-ques-ta
次に、いよいおアクセントルールです。
アクセント3つのルール
1.N、S、母音で終わる単語は、後ろから2番の母音が強く発音される。
i-de-a / de を強く発音
o-a-sis / a を強く発音
tra-ba-jo / ba を強く発音
le-che / le を強く発音
e-xa-men/ xa を強く発音
2.N、S、母音以外で終わる単語は、最後の母音が強く発音される。
ciu-dad / dad を強く発音
a-mor / mor を強く発音
Bra-sil / sil を強く発音
3.上にルールに合わない単語にはアクセントマークがつけられる。
lo-ca-li-za-ción
/ ción にアクセントマークがついて強く発音、1のルールだとzaが強く発音されるがそうでないのでアクセントマークが必要。
úl-ti-mo
/ úl にアクセントマークがついて強く発音、1ルールに従うとtiが強く発音されるが、これもそうでないのでアクセントマークがつく。
sílaba
/ sí にアクセントマークがついて強く発音、1ルールに従うとlaが強く発音されるが、これもそうでないのでアクセントマークがつく。
いかがでしょうか。これで実際のアクセントマークが必要なのかどうかわかりますね!
では、次の単語の音節区切りとアクセントはどうなるでしょうか?
aerobiología
título
secretaria
actuo
intereses
japoneses
conquistar
それでは
!Hasta luego!