スペイン語学習のススメ

スペイン語を楽しく学習していくうえでロジック、方法、コツ、習慣、テーマといったものを紹介していきたいと思います。スペイン語学習をススメ、サポートするブログです!スペイン語オンラインクラスも始めました!ご興味のある方は、次メールまでお気軽にご連絡ください♪   speingomexico@gmail.com

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いつでもできれば、「書を捨てよ、町へ出よう。」

 

スペイン語の勉強をはじめた頃、街に出るときは、いつもボールペンだけは持って出た。 

 

 

歩いていて知らない単語を目にすると左手の甲に書いた。地下鉄で横に座ったカップルが話している内容はほぼ全くわからなったけど、聞き取れた音で意味が分からないものはまた書いた。手の甲がいっぱいになってスぺースがなくなると、どんどん上に上がっていて手首、腕、調子がいいときは肘を超えて腕の上のほうまでいった。 

 

 

 

memo



その頃は毎日2,3人の友達とあうのがメインの活動だったので、友達に会うたびに「何かいてるの」って言われて、「わからない単語かいてる」って答えると、すぐに教えてくれた。皆優しかった。人は、自分の国の事を一生懸命勉強している人に対して悪い感情は抱かない。 

 

 

家に帰ると、さらに辞書でそれらの単語の意味を調べた。多くの単語が RとL、FとJ、BとVで、聞き取り違いしていたり、DとHがなかったりと、日本人にとって聞き分けられないアルファベットがあることを学んだ。辞書にのっていない単語、見つけられない単語もいっぱいあった、半分ぐらいは見つけられなかった、それでも多分毎日30単語くらいは優にあったので気にならなかった。シャワーを浴びたら消えてしまうので、シャワーを浴びる前に調べなければならないというプレッシャーがついてまわった。実際はどれだけのアルファベットがシャワーとともに流れていったことか。。。 

 

 

今思うと人生の中で1番、2番のスピード感で毎日学んでいた気がする。頭がおかしくなりそうなことも、何度もあった。それでも2,3か月すると少しだけ会話や、買い物や、パティーやどこでも意味がわかるような気がする感じがしてきた、実際は本当に気がしていただけだと今では思っている、おそらく音が耳に慣れてきたときだった、音がカタカナで聞こえるけど意味がよくわからないなんてことが多々あった。 

 

 

そういえば、あるパティーに友達と出かけ、アメリカ人の友達と10分ぐらいはなしただろうか、2人ともスペイン語勉強し始めで、よく話せるようになったとも満足気な表情をしていると、一緒にいた女の子がふと「あなたたち、お互いのこと半分ぐらいして理解しないで会話してるわよ」と。 

 

そのアメリカ人とは20年たった今も大親友である。